@kedamatti's diary

米山知宏の思考メモです(専門は、知/情報/自律的な組織づくり/プロジェクトマネジメント/ナレッジマネジメント/コミュニケーション/オープンガバメント/民主主義/市民参加/シビックテック)

「創る・造る・作る」を生み出す『燕三条トライク』

ずっと気になっていた「燕三条トライク」に、今日やっとお邪魔することができたので、写真を中心にご紹介。
 
 
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まず「燕三条トライク」とは何か。
一言で言えば「シェアスペース」なのだけれども、そこはやはり燕三条。単に電源とWi-Fiがあるだけではなくて、三条の大工道具(レーザーカッターもあるとのこと)を使える工作室や、ミシンが置いてある被服室もある。さらにはキッチンもあり、様々なものを「つくる(アプリを創る・物を造る・料理を作る)」ことができる場となっている。もちろん、人と人との繋がりをつくる場でもある。
 
ところで、この「トライク」という名前の由来。
トライクが入っている建物は、元は「外山虎松商店」という商店が使っていたもので、「虎松」=「虎が待つ」から「虎が行く」=「トライク」になったらしい。あとは、3つの商店街が交わる交差点にあったことから「トライアングル」も意味するものであるらしい。
 
その他詳細は、https://faavo.jp/niigata/project/235とかhttp://cocolococo.jp/2715をご覧くださいということで、それでは、写真をいくつか。
なお、肝心の外観であるが、撮ったつもりが撮れていなかったので、そちらについては上記URLをご覧くださいw
 
まずは、1Fのメインフロア。
入口の方から。

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反対側から。

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圧巻はこの本棚!!

これは、トライクの会員になっている人が5冊以上の本を置けば使用することができる。

まさに「まちライブラリー」のような。

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(上の写真の右の方に見えているのは、キッチン) 

 

それぞれの本棚は、本と名刺が置かれているのだけれど、こういう場所を利用する人たちの本棚だから、並べられている本も個性があって面白いし、また、置き方も工夫されている。下の写真のように、月ごとにテーマを設定して本を置いている人も。

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本好きなオイラとしては、この本棚を眺めるだけで、酒のつまみになる。

今度、酒を飲みに来たい。

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1Fの和室へ移動。

ここもまた、素晴らしい空間。

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庭を眺めながら、作業ができる。

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そして、被服室。ミシンもある。

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私のテンションがさらにあがった、2階のこの和室。

Code for Niigata で合宿しますか。

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外山虎松商店で使われていた木箱も置かれていて、これがまた良いのである。

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このように、とても素晴らしい空間なのだけれども、

トライクの周辺の環境もまた素晴らしい。

 

トライクを出て、数分歩けば、川に出る。

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川辺には、ベンチも置かれているので、作業に疲れたらここでリフレッシュしても良い。

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そして、川の周りには、このような小路が張り巡らされている。アイデアが煮詰まった際には、この小路を歩くと、斬新なアイデアが出るかもしれないし、出ないかもしれない。

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このように、とても贅沢な空間なので、三条付近の人はもちろんだけれども、東京などの遠方から合宿やイベントで使っても良いように思う。近くには、温泉もあるし、米も魚もお酒も美味しいので。

 

私もまた近々お邪魔しようと思います。