「言葉」って何??(その2)

続いて読んだのが、同じ鈴木孝夫さんの「日本語と外国語」

日本語と英語の大きな違いは、日本語では、日常的でない専門語の多くが、それ自体としては日常普通に用いられている基本的な感じの組み合わせであるのに対し、英語は、高級な語彙のほとんどすべてが、古典語であるラテン語やギリシャ語に由来する造語要素から成り立っている。

つまり、日本語ならば習ったことがない単語でもなんとなく意味が予想出来るのに対し、英語ではそれができないということらしい。

また、さらに重要な違いが両者の間にはあるという。

英語の場合、耳で聞いて意味の分からない語彙は、それを紙に書いたとしても、つまり文字表記を与えられても理解することが出来ない。
一方、日本語は、耳で分からない場合でも、文字にすることで理解可能になるのである。

しかし、日本語がそのような利点を持っているにもかかわらず、戦後には、「漢字も仮名も使用をやめて、いずれは日本語をローマ字で表記するような方針が支持」されていたことがあったらしい。

ただ、ローマ字表記で読みやすくなることと、文字の意味が理解しやすくなることとは全く別の問題。

私はよく漢字(語)は口に苦い良薬だが、カタカナ外来語は甘い口当たりの毒薬だと言うが、それは仮名書き語は誰にでも読めるためやさしいと思われるが、その実、意味を正確に理解する者がほとんどなく、国民相互の伝達に大きな障害となっていることを例えたものだ。

これから、日本語はどうなるのでしょうか。。。